講演のプロと言われる人たちが、あがりを防ぐためにやっていることがあります。それは、聴衆の中から、ニコニコして話を聞いてくれている人を最初に見つけ、その人に向けて話すようにすることです。
聴衆の視線は冷たいもの
人の話を聞く聴衆の視線は、たいてい冷たいものです。「こいつは一体どんな話をするんだ」と観察する目になっています。
また、真剣にあなたの話を聞いている聴衆は、まるで怒ったように見えるもの。真剣な時の人の表情は、怒った時の表情とよく似ているのでそう見えてしまうのですね。
こんな態度の何十人もの聴衆に囲まれて演壇に立てば、誰だってビビります。セミナーで話す講師や、社員の前でスピーチする企業の社長や、大学の先生といった人たちでもビビリっています。けれど、こういった講演のプロは、そのビビリを解消するために、あることをやっているのです。
好意的なあの人に話しかけるつもりで
何十人もの聴衆を1度に相手にするのは、講演のプロにとっても得策ではありません。しかも、聴衆のほとんどが冷たい視線をあなたに向けていれば、圧倒されない方がおかしい。
なので講演のプロは、聴衆全員を相手にするようなことはしません。
彼らはまず、聴衆の中から笑顔でうなずいて自分の話を聞いてくれている人を見つけます。10人の聴衆がいれば、そのうち1人くらいはそういう人がいるものです。そして、その人に向けて話しかけるつもりでスピーチする。これが彼らの秘策です。
自分の話に好意的な反応をしている人を前にすれば、誰でも気持が楽になるもの。リラックスでき、滑らかに話せるようになります。その他大勢の聴衆は――小難しい、批判的な顔をしている人たちは、見る必要がないのです。そちら見たとしても、あなたの話が良くなるわけでもなく、何のメリットもありません。
あなたが大勢の前でスピーチするような時は、笑ってうなずいてくれる人を見つけ、その人に向けて話しかけましょう。これは自分の気持を楽にするための、ちょっとした心理的トリックです。
講演のプロと呼ばれる人たちは、こうしたトリックをたくさん身につけているから、スラスラと淀みなく喋れるわけなのですね。
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