人前で喋らなければいけないとき、その少し前に高い所に行って、街並や人をしばらく見下ろしていると心が落ち着きます。これは、企業の人材育成コンサルタントが教える、あがりを抑えるコツです。
人前であがってしまう理由としてよく言われるのが、「自分をよく見せたい」という自意識。この気持は誰にもあって、本来悪いものでも何でもないのですが、これに捕われ過ぎるとよくないのですね。
管理人にも経験があります。人前で何か発表したり、意見を言ったり、仕事のプレゼンをしたりするときは、やはり「自分をよく見せたい」と思ってしまう。口では「自分なんかとても」と謙遜しても、心の奥深くではそうは思っていない、プライドのようなものが捨てられないのです。
プライドを捨てる必要はない
あがり症を治すノウハウ本を読むと、そういったプライドを捨てろ、と書いてあるものがたくさんあります。「自分をよく見せようと思うな」とか、「ありのままの(ダメな)自分を受け入れろ」とか。
確かにそうかも知れませんが、それは悟りを開くのに近い事。簡単なことではありません。それに、人前で自信を持って話す人が、全員プライドを捨てているかというと、そんなことはありませんよね。確固たるプライドを持ちながら、堂々とスピーチする人はたくさんいますから。
管理人は、プライドを捨てることにずっと疑問を持っていました。なぜかというと、(見栄ではない)きちんとしたプライドを持ち続けることは、人間として大事なことだから。
神の視点で人も街も見下ろしてみるといい
そんなある日、ある人材育成コンサルタントさんの講演会で、ちょっといいことを聞きました。
人前での発表やスピーチなどの前に、建物の屋上などに行って、下界を見渡してみるといいというのですね。下界の小さな建物や車、人、遠くの景色が目に入り、人間のやっていることが全部小さく見えてくる。いわゆる、神の視点で世界を見てみるわけです。
自分のプライドも、自意識も、よく見られたい願望も、捨てる必要はない。人間には誰でもそれがある。それはそれでいいのです。ただ、自分のプライドも、他人もプライドも、全部ひっくるめて小さなこと。自分がたった数分のスピーチで上手く喋ろうが失敗しようが、その場であがろうがあがるまいが、神の視点で見れば大したことではない。高い所に登ると、それが否応無く実感できます。
そして、一種居直ったような、不思議に落ち着いた気持になれる。
職場が高いビルなら、緊張するプレゼンや発表の前にぜひ試してみては。また、高い山に登ったり、展望台に登ったりするのもいいという話です。
こうした小さなアイディアを試して、自分に効果的なものを見つけるのは大事です。
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