スピーチやトークを職業にするプロが、自分の緊張を抑えるために、本番直前にやっていることがあります。それは、話す相手や聴衆と交流しておくこと。プロでなくても、あらたまった席でスピーチしたり、司会をしたりする時に効果的な本番直前対策です。
見えない所で聴衆と雑談しているプロ
あがり症の人のためのスピーチ塾を名古屋で主宰している先生は、著書の中でこんなことを言っています。
「私はセミナーや講演の始まる前、できるだけ早めに会場入りさせていただいて、できるだけ聴衆の方とお話しさせていただきます」
ちなみに、これまで何十回も講演しているこの先生も、聴衆の人数が多かったり、初めての会場だったりすると「今でもとても緊張する」そう。そんなとき、開始前に聴衆席に降りていって、早めに来た出席者たちと(自己紹介したうえで)雑談すると緊張がほぐれるといいます。そして、「結果的に自分自身が救われる」そうです。
テレビ出演者も本番前を大事にする
これは元アナウンサーだった話し方教室の先生から聞いたことですが、テレビやラジオに出演しているパーソナリティさんも、本番前にゲストとの交流を大事にしているそうです。本番前の数分間にちょっとした談笑をしておくと、両者ともに緊張がほぐれ、本番が明らかにスムーズに進むと言います。
座談会前に雑談しておく司会者
管理人は、あがり症を克服した後、一時期ライターの仕事をしていました。その関係で、座談会に同席する(出席者としてではなく、後から記事を書くために一応その場に立ち会う)ことがよくありました。
そういう座談会にはたいていプロの司会者を呼びますが、その司会者が必ずやっていたのが、本番前の雑談です。司会者は一番先に会場に来て、出席者が到着すると一人ひとりに自己紹介し、1対1で短い談笑をしていました。司会者も出席者もほとんど初対面ですが、こうすることで緊張がほぐれ、座談会がスムーズにるものです。
管理人も、初対面の人にインタビューや取材をする時は、レコーダーのスイッチを入れる前に、本題とは関係ない雑談をしました。これをやらないと、自分も相手も緊張が取れず、ろくなインタビューにならなことを経験で知っていたからです。
本番前に、あらかじめ聞き手と交流しておく。プロが実践しているこのワザは、あらたまった席で初対面の相手にスピーチする時に役立つはずです。ただその前に、誰とでも雑談できる程度にあがり症を軽くしておくことは必要です。
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