「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンが脳内に増えると、社交不安障害が改善されることが分かっています。社交不安障害を専門にする精神科医は、セロトニンが増えることを期待して、トリプトファンを含む食品を積極的に摂るように勧めています。
トリプトファンはセロトニンのもと
トリプトファン(L-トリプトファン)とは、体に必要なアミノ酸の一種で、セロトニンの原料として知られています。つまり、人体はトリプトファンをもとにしてセロトニンを作り出しているわけです。
このトリプトファンが不足すると、当然、体はセロトニンを作れません。なので、社交不安障害を扱う専門医は、トリプトファンを多く含む食品を積極的に摂るようにと勧めています。
牛乳、ピーナッツ、バナナ、豆腐など
トリプトファンを含む食品の代表的なものは、牛乳、ヨーグルト、チーズといった乳製品、納豆、豆腐、豆乳などの大豆製品やゴマ、ピーナッツ、アーモンド、そしてアボカド、バナナなどです。(ちなみに、トリプトファンというアミノ酸は、その昔牛乳から発見されました)こういった食品を、日常の食生活にたくさん取り入れたいものですね。
ビタミンBも一緒に
トリプトファンは、それ単独ではセロトニンになれません。ビタミンB6と結合して初めてセロトニンに変わります。なので、トリプトファンを摂取するときは、ビタミンB6が豊富な食べ物を一緒に食べると効果的です。
ビタミンB6が豊富な食品としてよく知られているのは、肉類では豚肉、牛レバー、そして青魚。果物ではバナナが挙げられます。また、豆腐、納豆、豆乳などの大豆製品や、玄米、ニンニク、ショウガもビタミンB6が豊富です。
これらの中でも、豆腐、納豆、豆乳やバナナには、トリプトファンとビタミンB6の両方が含まれているので、セロトニンを増やすのに効率的な食べ物といえるでしょう。
サプリメントという選択肢も
管理人があがり症で悩んでいた頃、食生活はメチャクチャでした。乳製品はもともと嫌いでしたし、ほとんど外食なので納豆や豆腐、バナナなどを食べる機会はゼロ。トリプトファンは絶対に足りていませんでした。
そこで思いついたのがサプリメントでした。サプリメントなら、手軽に、効率良くトリプトファンが摂れます。あがり症を克服するまでの間、管理人は、このトリプトファンサプリに相当助けられました。
(※ トリプトファンのサプリメントは、社交不安障害の治療に使われるSSRIという薬を飲んでいる人には勧められません。SSRIには脳内のセロトニンを増やす作用があるので、2つを同時に飲むとセロトニンが増え過ぎてしまう可能性があるためです)
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