1日たった15分!? 心理カウンセラーが教える『あがり症改善プログラム』を購入してみて

あがり症改善法の電子書籍やビデオ講座は、いろいろなものがネットで紹介されています。たいていは本などに比べて値段が高価です。この『あがり症改善プログラム』も、値段は19,800円。一般のノウハウ本の10倍近くします。

どんな改善法も、値段に見合う内容ならいいのですが、事前に中身を見て確かめることができません。なので、最低限、信頼性などはチェックしておくことが大事だと思います。

私の場合、この改善法についていろいろ調べ、3ヶ月くらい悩んでから、「エイやっ!」という気持ちで購入しました。

私がこの改善プログラムを購入した理由

この改善プログラムのことは、以前から知っていました。監修・制作した児島弘樹さんという人が、数少ない国家資格(公認心理師)を持った人で、東京で、あがり症専門の話し方教室を運営しているのですが、そこでかなりの効果が上がっている、というニュースを目にしたからです。

また、この人自身が以前は極度のあがり症だったことにも、興味を引かれました。そしてもう一つ、VR(バーチャル・リアリティ)をリラックス法に取り入れるという試みしている点も印象的でした。あがり症改善に、積極的に取り組んでいるのだなと思ったのです。

ただ、東京で開かれている教室に通うのは遠かったため、プログラムの購入を考えました。けれど、19,800円という値段がネックになって、しばらく手を出せませんでした。

それから後、私はあがり症に関する市販の本を読み漁り、自分のあがり症を本気で治そうとしましたが、うまくいきませんでした。町の話し方教室にも通ってみましたが、生徒が順番にスピーチをするだけで、あがり症には役立ちませんでした。

その当時、私は職場の上司に、毎日のように「どもり」をからかわれ、恥をかかされていました。(私には、あがるとどもる癖がありました)そんな自分が情けなく、ここであがり症を何とかしないと自分は一生ダメだな、と切実に思っていました。

ただ、あがり症克服本はすでに読み尽くしていて、知識やノウハウは知っているはずなのに、それでも改善しないという状態です。おそらく自分に必要なものは、普通の本に書かれていないのだろう、という気がしていました。

一般の本というのは、基本的に広い読者が対象で、あれこれの知識が詰め込まれています。深く悩んでいる人に的を絞って、手取り足取り教える、というふうには書かれていません。

じゃあどうすればいいのか? それが分からず、途方に暮れていた時に思い出したのが、上に書いた『あがり症改善プログラム』でした。

ほぼ2万円の値段には最後まで躊躇しましたが、これ以外に方法を思いつかなかったので、思いきって購入しました。

この『あがり症改善プログラム』を見た感想

購入したビデオとテキストを見て、まず「よかった」と思ったのは、全体を通した考え方でした。

この改善プログラムには、「あがりを治すのは、のびのびと生きるのに必要だからだ」という考えが貫かれています。

それまで私は、「あがり症は一つの欠陥で、矯正してやっと普通になれる」と思っていました。

ところがこのプログラムを見ると、「もっと自分らしく自由に生きるため」という、希望のある、明るい目標を持ってやって行っていいんだと分かり、目からウロコが落ちた気がしました。

(私の本当の目標も、考えてみれば、単にあがり症を治すことではなく、人生の中でもっと羽ばたきたい、というようなことだったのです)

また、ステップごとに順を追って、誰でも少し努力すれば続けられるようになっているのも良かったことです。

具体的に言うと、メンタル編とスキル編の2つがあり、計14のステップがあります。その中で、あがりを消す心理的な方法や、人前でうまく話すためのスキル、本番に臨むときの恐怖心の取り除き方などを、丁寧に教えてくれます。

一般の克服本の中には、「こうすべき」と書いてあっても、実際にどうすればいいかが書かれていないことが多くあります。例えば、「聴衆の頭をカボチャと思え」と書いてあっても、どうすればそう思えるようになるのか……その点を説明していないので、「どうすればいいの?」と悩んで終わってしまうことが少なくありません。

けれど、この改善プログラムでは、ちょうどマニュアルのように「こうしましょう」という手順が明確にまとめられています。なので迷うことがありません。

1つずつ具体的に教えてくれるので、無理なく実践することができます。このことにとても安心しました。

この改善プログラムを実践して良かったこと

この改善プログラムを実践して1番良かったのは、「人前で話す」ということの認識が変わったことです。

私の場合、「人前でうまく話す」というのは「人にウケるように話す」ことだと思っていました。

それが、この改善プログラムを実際に進めているうちに、ある時「そうか!」と気がついたのです。実はウケを狙う必要はなく、話す目的をストレートに達成できればいいんだ、と。

これが、私にとって一番大きな収穫でした。上にも書いたように、プログラムの中ではステップごとにいろいろなことが説明されています。私の場合、そのどれが良かったというのではなく、一つひとつ実践するうちにやって来た、「そうか!」の瞬間が、最大の転機でした。

それからは、(すぐにというわけではありませんが)話にまとまりができ、そのおかげで、話しながらリラックスできるようになりました。そして数ヶ月後(もちろんその間もプログラムは続けていましたが)、あがり症は消えて行きました。気がつくと、私はあがり症から脱出していました。

後から振り返ると、改善プログラムの構成に秘密があったのだろうと思います。メンタル面とスキル面の両方からやっていくという構成なので、それがある時一つになって、「そうか!」の瞬間が生まれたのだと思います。

また、リラクゼーションの一部にヒプノセラピー(催眠療法)を取り入れてある点も、隠れた効果につながったのかもしれません。

私にとっては、あがり症脱出を現実にしてくれた、素晴らしい改善プログラムでした。

あがり症が消えた今、19,800円の出費にもちろん悔いはありません。

私のように、人前に出るとなぜかあがって上手く話せない、という人におすすめです。

スピーチやプレゼンや、人との会話に対する考えがガラッと変わり、毎日の景色の見え方まで変わると思います。

金額の高さに躊躇してしまうかもしれませんが、本気で治したいという人に、ぜひ見てもらいたいのです。

『あがり症改善プログラム』の詳細はこちらから

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