話し方は、誰かに教わらなければ上達しないのか? そんなことはありません。その人の性格にもよりますが、ひとりで練習するだけでも上達は見込めます。ある話し方教室の先生によれば、その第1ステップは音読。
内向的な人のための練習法
話しベタという人の中には、さまざまなタイプがあります。外向的な性格で日常ではよく喋るのに、人前に出たとたん喋れなくなるという人がいます。その一方、内向的で人とほとんど喋らず、そのせいで話しベタになっている人もいます。「音読」は、この内向的なタイプの人によく効く練習法です。
声を出さないと話にならない
日頃から黙っていることが多いと、声帯が固まって声そのものを出しにくくなってしまいます。また、喋ることが億劫になり、喋る機会があっても黙ってパスしてしまいがちになります。これでは、いつまで経っても現状脱出できません。
実は、管理人は30代の始め、この罠にすっかりハマっていました。ひどい時には1日中声を出さない時もあり、声がうまく出なくなる→何か言って声が通らない→ろくに聞いてもらえないから自信損失→ますます喋らなくなる→もっと声が出なくなる、という無限ループから抜け出せないでいました。
とにかく声を出せ!
脱出の第一歩は、とにかく声を出すことです。といっても、いきなり人前で声を出すのはプレッシャーが大きいので、まず、慣らしをやります。つまり、一人で声を出す練習。「あー」とか「うー」と叫んでもいいのですが、それはばかばかしいので、何かの原稿を読み上げる「音読」をやってください。
原稿は何でも構いません。話し方教室では、新聞や雑誌の記事を原稿にしています。
この音読、ひどくベタな練習方法ですが、管理人には効きました。毎日10分以上欠かさずやっているうちに、何気なく出した声がよく通るようになりました。そうすると、何か言ったとき、皆に無視されなくなりました。皆がとりあえず耳を傾けてくれるようになる。それがきっかけで、「これなら人前で話すのも、イケるかもしれない」と思うようになりました。(それまで時間はかかりましたが)
本屋やネットを見ると、あがり症話ベタを直す独習書やDVDがたくさん出ています。それがどんなに優れたものでも、声が出ないまま勉強していては上達しません。独習したいという人は、ぜひ「音読」で声をしっかりさせてから進んでください。そうすれば、上達のスピードが違ってきます。
あがり症を無くしたい人にぜひ見てほしいもの
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