あがり症について研究した本を読むと、あがりにもTPOがあることが分かります。
「人前で話す」と一口に言っても、そのTPO(時と場所と場合)はいろいろ。1分ほどの挨拶や報告もあれば、2時間くらいの講演もある。時間制限がないときも、あるときもある。場所でいえば、狭い部屋で話すときもあれば、広い会議室やイベントホールで話すときもあります。話す「場合」についても、ビジネスプレゼンだったり、面接だったり、結婚式のスピーチだったりといろいろ。
人はこうしたTPOの違いで、あがったり、あがらなかったりするそうです。「あがり症」と一口に言ってしまうと、いつでもどこでもあがってしまうように思いがちですが、実際、そうではないのです。
「あがり」のTPOは人それぞれ
話す時間が短ければあがらない、という人がいます。プレゼンや公のスピーチはだめだけど、朝礼での一言や、自己紹介程度なら大丈夫という人。その一方で、話す時間の長さは関係なく、時間制限のある無しが問題という人もいます。時間を制限されると、それがプレッシャーになってあがってしまうという人。
また、大人数の聴衆を前にするとあがる人は多いのではないでしょうか。でも、逆に、相手が100人以上になるとかえってあがらない、という人も、中にはいます。他にも、人数はあまり関係なく、その中に知り合いがいるかどうかがあがりを左右するという人もいるようです。
職場でも、目上の(役職が上の)人と話すときばかりがあがりやすいとは限りません。自分の部下と話すとき、特に複数の部下の前で話すときにあがってしまうという人は、意外に多くいます。
こんなふうに、人それぞれに、あがりのTPOがあります。いつでもどこでもあがってしまう、というわけではありません。
自分のTPOを知って「あがり」を回避
あがり症対策の1つとして、このTPOを知っておくと役に立ちます。自分なりのTPOを知っておけば、その時、場所、場合を(できる限り)避けることができます。
さらに、あがり症克服に取り組む気があるなら、あがりにくい時や場所、場合を選んで話すようにして、あがりをコントロールする練習ができます。
そしてもう1つ、あがりのTPOを知っておくと、あがり症の悩みが少し軽くなります。
あがってしまうのは、その時、場所、場合という条件が引き起こすもの。決して自分の性格や性分の問題ではありません。
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