管理人はあがり症克服関連本をいくつも読んできました。その中に、『2つのことを同時にやる「ながら族」はあがりやすい』と言っているものがありました。この意見、管理人にはストンと腑に落ちたんです。今、あがり症から脱却していますが、自分も基本はながら族だったんです。
あがりやすい「ながら族」がどうするべきか、というと、早い話「集中力を養え」ということなんですね、本の著者たちが言っているのは。
じゃあ具体的に何をすれば集中力がつくのか——ということまでは書いていないんですが、「とにかく集中力を養え」という意見には一理あると思ったので、著者たちの考えをまとめてみました。
あがる原因は雑念、ともいえる
人前に出て何か話すとき、あるいは人と改まった会話をするとき、話の中身に集中できればいいんですが、なかなかできません。話に関係ないこと――例えば、相手はこっちをどう思ってるのか? 自分の緊張がむこうにバレてるんじゃないか? 変な奴だと思われてないだろうか? といった雑念がどんどん浮かんできます。
雑念が浮かべば、それに気を取られ、話の本筋が分からなくなる。そうなると「ヤバイ」「どうしよう」という不安(これも雑念)にかられる。こんな雑念で頭が一杯になるから、自分が何を喋ってるのかさえもわからなくなり、パニック状態に……
これが管理人のあがりパターンでした。
そしてある日、ある本を読んだ時、「そんなあなたはながら族でしょう?」と書いてあったのでドキリとしたんです。確かに管理人は、基本、ながら族なんです。もうそれなりの歳なので落ち着いたふうを装っていますが、パソコンで仕事をしながら1分おきにネットを見たり、テレビを見ながらゲームをやったりする。(よく言えばマルチタスク型かな?)
でも、こういうタイプの人にあがり症が多いそうなんです。
ながら、をやめろ!
さらに、その本を書いたあがり症克服の先生は、「ながら、をやめろ!」と一刀両断。その後で読んだ別の著者の本にも、似たようなことが書いてありました。ネットやりながらテレビを見たり、ご飯食べながらお化粧したり、自転車乗りながらスマホやったりするのをやめて、1つのことに集中しろ、と。
日常生活で「○○しながら○○する」が癖になっていると、集中力がなくなる、というんですね。そして、集中力がなくなるから、人前でイザ話す場面で雑念が浮かびやすくなる。そうすると、上に書いた管理人の例のように、あがりやすくなる。
今、管理人が思うに、あがらなくなった自分は話に集中しています。確かに雑念はない……とは言わないまでも、少ない。だから、集中力は大事なんだと思います。集中力を養え、といきなり言われても、簡単にできるものじゃありませんが、方向性としては間違ってない。ひとつの目標として覚えておくといいのではないでしょうか。
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