あがらないために、ここまでのリハーサルが必要

人前であがりを防ぐには、リハーサルが肝心、とよく言われます。それなら、ということでリハーサルしたら……どうでした? やはりあがってしまった? そんな人は、手抜きリハーサルになっていないかチェックしてみてください。NHKの話し方講座で活躍するスピーチ塾の講師自身が、どれほど念入りにリハーサルするかご紹介します。

まず原稿を書く

その先生は著書の中で、「人前で話すときは、まず原稿を書きます」と言って。これまで数知れず講演してきたその先生も、原稿を書いているのですね。原稿をそのまま読むかどうかは別にして、自分の考えや話したいことを頭の中で整理するために、原稿書きは必要だと言います。

あなたは原稿を書いていますか?

当日の衣装と靴を身につけて

「私は今でも、自宅で練習するときは、当日の衣装と靴を着けて行ないます」とその先生は言っています。当日ハイヒールを履くならハイヒールで、パンツスーツならそのパンツスーツで。そこまでやってこそリハーサルの意味があるそうです。

本番では、ちょっとしたことが調子を狂わせます。例えば、慣れないハイヒールがぐらぐらしただけでも、心は乱れるものです。用意周到なリハーサルは、こうしたアクシデントを防ぎます。

本番で立って話すのか、座って話すのか、演台はあるかないか、など、できるだけ本番と近い状況を再現してリハーサルするのがいいとのこと。

あなたはここまでリハーサルしていますか?

マイク、レーザーポインターも持って

講演でマイクやレーザーポインターを使う時は、必ずそれらを持って練習するそうです。資料をめくる際にマイクやレーザーポインターを手で持ち替えるところまで、一応やっておく、とその先生は言っています。

スピーチ塾の生徒には、練習用に安いマイクを買っておくことを勧めています。また、タオルを巻いたものをマイクの代わりに持ってもいいそうです。

最後に録画や録音でチェック

リハーサルの仕上げは、録画か録音だと先生は言います。ビデオカメラやスマートフォンで録画・録音してチェック。納得いかなければ何度も繰り返す。ここまでリハーサルして、初めて自信が持てるそうです。

ちなみにこの先生、本人も十年以上あがり症で悩んできたそう。それを克服できた理由のひとつは、こんな念入りなリハーサルにあったようです。

人前に出るとき、リハーサルは基本中の基本です。手を抜かずにやれば、あがり症克服に向かって、確実に1歩前進できます。

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