声を大きくする練習

声が小さい、と人に言われませんか? そのことに、劣等感を持っていませんか? 声の大きさなど、人間の本当の価値に関係ないのですが、声が小さいとなかなか自信が持てないもの。そして、それがあがりの原因にもなると言われています。

自分の声が小さくて気になるなら、練習して大きくしましょう。話し方教室に行くと、多くの人が声を大きくする練習をしています。管理人が行った教室での練習法や、本などで知った練習法をご紹介します。

家族の間で声を大きくして話す

家族間で話す時、近くに行って話すのではなく、敢えて遠くから大きめの声で話す習慣をつける。こうやって日常的に大きな声を出すようにしていると、人前に出たとき、自然と大きな声が出るようになります。「おはよう」や「おやすみ」といった挨拶も、家族間ではおざなりになりがちですが、敢えて大きな声で言うと効果的。

家族の中で自分だけ大きな声を出していると、きっと変に思われるでしょう。それだと長続きしません。なので最初に家族に説明して、協力してもらうことが必要でしょう。

テレビの音量に負けずに話す

この練習にはパートナーが必要です。

テレビのボリュームを大きくして、音の洪水の中でパートナーと会話します。テレビの音が邪魔になって、普通の声では通じません。なので、自然と声が大きくなるわけですね。

あまり長時間やる必要はありません。毎日10分程度でいいのです。テレビのボリュームはあまり大きくし過ぎないように。近所迷惑にならないようにご注意を。

ひたすら大声で音読する

新聞や雑誌、本を大声で音読するというのも、単純ですがいい方法です。話し方教室の先生の多くが、これを勧めています。

管理人はこの方法で地声を大きくしました。適当に大きな声で、毎朝、音読を30分やりました。読み上げたのは、仕事にも役立つネットのニュース記事でした。(声の練習を兼ねて情報収集もできます)音読していると、脳からエンドルフィンが出るのか、途中からハイな気分になります。それがいい感じでした。その後会社で、何の気なしに人と話した時に、芯のある声が出るようになっていました。

車の中で大声を出す

大声でただ「あー」とか「おー」とか「ぎゃー」とか叫ぶのも、地声を大きくするいい練習です。管理人が通っていた話し方教室では、音読と併せてこれも勧めていました。(ちょっと馬鹿馬鹿しく思えたので、管理人はやりませんでしたが)

ただ、大声で叫べる場所というのはそうそうありませんよね。教室の生徒のひとり(女性)は、車の中でやっていると言っていました。窓を閉めてしまえば、車の中は密閉されるので、大声を出しても外に漏れません。

また、生徒の中には車の中で音読したり、50音の練習をしているという人もいました。車は手軽な防音室になるのですね。

(50音の練習については『発音を明確にする練習(1)〜50音』のページで詳しく説明しています)

お金は少しかかりますが、カラオケボックスも防音室です。管理人が通った教室の先生は、大事な講演の前はカラオケボックスで、大声でリハーサルすると言っていました。

声を大きくすることで、あがり症がすっかり治る、かどうかは分かりません。世の中には声が大きくてもあがり症の人はいます。でも、これは管理人がやってみて思ったのですが、声が大きくなると(大事な時に大きな声が出せるようになると)、何となく自信が出ます。そうすると、人と話す場面で態度が積極的になります。これは、あがり症改善に、少しかもしれませんが、役立つはずだと思います。

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