あがり症を治すのは自分しかいない

あがり症を治すために話し方教室に通ったり、セミナーに参加したりするのはいいのですが、結局のところ、あがり症を治せるのは自分自身しかいない。管理人はそう思っています。なぜかというと、あがり症のすべてが自分の中で起こっているからです。

あがりの度合いは誰にもわからない

話し方教室の先生やセミナーの講師には、自分自身もあがり症だった人が多く、あがり症で悩む人の気持がよくわかるといいます。けれど、わかるのは悩みがあるという苦しみだけで、それぞれの人がどんなふうにあがるのか、とか、どの程度あがるのかといった具体的なことまでは、分かりようがないはずです。

それは当然で、あがってしまう時の状況は人それぞれ。あがり方もひとそれぞれ。それに、あがりの度合いは、外から見て分かるものではありませんよね。心拍数が上がったり、体温が上がったりしても、外見としてはほとんど何も変わりません。

ましてや、あがりの度合いというものは、数値で表せないもの。あなたが「自分はひどいあがり症だ」と言っても、すべては感覚的なもの。親しい友だちに相談したとしても、「たいしたことないよ」という人が必ずいませんか? 「考え過ぎだよ」という人も必ずいると思います。こんなことを言うとがっかりさせてしまうかも知れませんが、誰もあなたのあがり症を、本当には理解できないのです。

自分を励ますのは自分

あがり症克服で必ず言われるのが、「小さな成功を積み重ねる」ことの大事さ。過去の態度を少しでも変えることができたとか、これまで逃げていたスピーチを最後までやりとげたとか、こういった小さなプラス評価を積み重ねて自信をつけていくことが、あがり症克服の基本と言われます。

ただ、この時のプラス評価は、自分でやらなければなりません。いくら他人や先生から「成功したね」と言われても、自分がそう思っていなければ自信に繋がらないからです。自分で自分をきちんと評価して、自信をつけていかなければならない。この部分は、他人にはできません。

そういう意味でも、あがり症克服は自分でしかできないものだと思うのです。

セミナーの講師や教室の先生が示してくれるのは、あがり症克服へのステップだけです。もちろんそれが正しくなければ克服まで到達できませんが、結局のところ、そのステップを歩んでいくのは自分自身。先生がいようが、仲間がいようが、あるいは一人で取り組もうが、結局は自力で克服するものではないでしょうか。

あがり症を無くしたい人にぜひ見てほしいもの

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