あがり症を治すために人前で話す場数を増やすにはどうするか

このサイトでは、人前であがらずに話す方法をいろいろ紹介しています。そのどれも、読むだけでなく、実行しないとあがり症改善には繋がりません。

ただ、いつ実行するかが問題です。その機会を作るのが結構むつかしい。

ストレスの少ない場数を踏むために

例えば、腹式呼吸で話すやり方を覚えたとしても、一人で声を出しているだけでは進歩になりませんよね。実際に人前に出てやってみなけりゃいけない。ところが、元々あがりやすい人は、日頃から人前を避ける傾向がある。(これは管理人だけではないはず)。なので、覚えたこと(例えば腹式呼吸)を人前で試す機会がほとんどなくなってしまいます。だからといって、いきなり大きなプレゼンの発表者に立候補したりするのは、失敗したときのダメージが大き過ぎて危険。

となると、ハードルの低い、緊張度の低い、日頃の場での練習がどうしても必要になってきます。あがり症のカウンセラーや話し方教室の先生たちは、「そういう場であがらない体験を積み重ねるのが大事だ」と言っています。

管理人がやった練習の場作り例

管理人は、こういった日常の場での練習時間を、自分で作りました。人前で何か(軽く)話す時間を、積極的に作ったわけです(もちろん楽ではありませんでしたが)。その場でスピーチテクニックや心理的暗示法などを試し、効果があったものを取り入れました。

具体的には次のようなことをしました。

  • 上司(プロジェクトのディレクター)への報告や相談の回数を増やす。
  • チームで取引先に行くとき、説明役を買って出る。
  • 打ち合わせや会議で、必ず1回以上発言するようにする。
  • 仕事仲間をランチに誘い、店に行きながらその店の料理のおいしさについて説明する。
  • 最近読んだ本や、観た映画について、仕事仲間と話をする。

また、一般の会社に勤めている人や販売職の人には、こんなやり方もあるのではないでしょうか。

  • 朝礼で進んで発表する。
  • 売り場でお客様に笑顔を向け、必ず一声かけることを自分に課す。
  • セミナーなどに参加したとき、質疑応答の時間になったら、必ず聴衆の前で何か1つ質問する。

くり返しになりますが、こうした小さな機会を利用して人前慣れすることは大事です。本や話し方教室、講座などで覚えた知識を、知識で終わらせてはいけません。実際に人前で試してみて、「うまくいった」という実感を持つと、そこからあがり症改善はスピードアップします。

あがり症を無くしたい人にぜひ見てほしいもの

当サイトの管理人が実際に役立てた電子書籍です。「あがり」のせいで絶望的になっていた私が、前向きに毎日を過ごせるようになりました。今、もう、あがることはありません。誰でもできる簡単なステップなので、根気が続かない人や自信のない人にもおすすめです。

行列のできる、とよだクリニック監修
あがり症改善プログラム
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とよだクリニック監修『あがり症改善プログラム』の、管理人レビュー・感想はこちら

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