人と会話が続かない?無駄話をするにはコツがある

話しベタの人の中には、人前に出るのが苦手なだけでなく、人と無駄話ができないという人がいます。管理人もそうでした。特に初対面の人とは会話が続かず、気まずい思いを何十回もしました。実は、無駄話をするにはコツがあります。何でもないことなのですが、本人は気づいていないことが多いと思います。

30代の頃あがり症話しベタだった管理人は、今でこそ初対面の人にインタビューして記事を書くという仕事をしています。しかし、そうなるまでは、初対面の人と会話が続かない、気軽に話せないというタイプでした。どうやってそれを変えたか? いろいろな本を読んで、どれにも書いてある共通のコツを覚えました。人と会話が続かないと悩んでいる人のために、それをお教えします。

一言で終わらせていないか?

相手から何か聞かれたとき、返事を一言で終わらせていませんか? 例えば、

「お住まいはどちら?」 「木場です」
「木場のどちら?」 「木場駅前です」
「お勤めは」 「日本橋」
「どんなお仕事を?」 「コンピュータ関係です」

これ、以前の管理人そのまんまです。プライベートに立ち入られたくないという気が強くあって、返事が一言になっていました。でも、これだと、話の広がりようがないのですね。だから、話すことがすぐになくなる。そして両者気まずい感じに、、、

もしその人と会話を続けたいなら(もちろん嫌な人と会話を続ける必要はありませんが)、一言の返事にプラスして、余計な情報を言ってあげるのがコツです。自分のプライベートの中で、重要でないどうでもいいことを付け加えてあげる。これが大事です。例えばこんなふうに、、、

「お住まいはどちら?」
「木場です。地下鉄東西線の木場駅ですね。会社が日本橋なので、地下鉄一本で行けるように、木場にマンションを借りたんです」
「へえ、じゃあ一人暮らし? 故郷はどこ?」
「はい、出身はですね~」

と、この後、故郷のことに話題が広がって行きますよね。また、相手が「地下鉄東西線」や「マンション」に関連して何か話を広げてくれるかもしれません。

以前の管理人は、この「どうでもいいことを付け加える」というのが出来ていませんでした。会話を意味あるものにしたい、という高尚な気構えがあったからなのですが、会話そのものが続かないのでは意味がありませんね。そう気づいてから、一言返事にプラスして、何でもいいから、つまんないことでいいから、とにかく何か言うようにしています。

相づちがワンパターンではないか?

相づちがあまりにワンパターンだと、相手は話す気をなくします。あなただって、「はい、はい、はい」と機械的に相づちを打たれたり、規則的に「うん、うん」と頷かれるだけでは、話す気がなくなってしまいませんか?

もしその人と会話を弾ませたいと思ったら、こちらが話に興味を持っていることを示しましょう。それには、相手の話をよく聞いて、その時々の内容に合った相づちを打つのが効果的な方法です。

基本の相づちは「はい」や「うん」で構いませんが、感心するような内容の時は「ほ~」と言ったり、珍しい内容のときは「へぇ~」と言ったり、共感できる内容のときは声を出さずに首だけでうなずいたり……とにかく、反応にバラエティをもたせるといいのです。

そうすると、相手は話に乗ってきます。会話が弾みます。人間誰でも、興味を持ってくれる人にはもっと話したくなるからだと思います。

相づちのバラエティとは、身もフタもなく言ってしまえば、一種の演技ですね。そして、そういう演技をするのは嫌だという人もいると思います。けれど、演技でもって相手の反応が変わる、ということも覚えておいていいのではないでしょうか。

相手の顔を見ているか?

話し相手が、ずっと下を向いていたらどう思いますか? ずっと下を向いたままあなたの話を聞き、下を向いたままこちらに喋りかけていたら、「この人、私と喋りたくないの?」と思ってしまいますよね。

あがり症話しベタの人は、自分がこんな「下向きの人」になっている可能性があります。あがり症を克服できていなかった頃の管理人は、モロに「下向き」でした。しかも、これが癖になっていて、自分が下向きで人と話していることさえ気づいていませんでした。

「下向き」を直すのは、理屈としては簡単、「上向き」になって相手の顔を見る(時には顎のあたりや胸をあたりを見る)といい。そのための練習として、巷の話し方教室やサークルなどでは、下向きになったらすかさず生徒同士で注意し合う、というようなことをやっています。

管理人が短期間通っていた教室でもやっていました。けれど、この練習に効果があるかどうかは、人によると思います。あがり症が根っこにあって、それで自信を失っていて、それが原因で「下向き」になっているような場合、根本原因から解決しないと「上向き」になれないだろうと思います。管理人の場合はまさにこれで、あがり症そのものを克服する中で、自然と相手の顔を見て喋れるようになりました。

あがり症を無くしたい人にぜひ見てほしいもの

当サイトの管理人が実際に役立てた電子書籍です。「あがり」のせいで絶望的になっていた私が、前向きに毎日を過ごせるようになりました。今、もう、あがることはありません。誰でもできる簡単なステップなので、根気が続かない人や自信のない人にもおすすめです。

行列のできる、とよだクリニック監修
あがり症改善プログラム
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