一人でできる話し方上達法(3)–アナウンサーを真似る

アナウンサーといえば喋りのプロ。そのアナウンサーから、誰でもタダで、喋り方を伝授してもらえます。テレビやネットの動画を見ながら、そっくり真似すればいいのです。

アナウンサーをシャドーイング

喋りの悪癖を直す方法』のページでも書きましたが、アナウンサーの喋りを真似て練習をすると、話の適切なテンポが身に付きます。それだけでなく、抑揚の付け方や、美しい母音の発音法などといった話し方のコツが、自然と身に付いてしまいます。

具体的にどう真似るのか、というと、やり方はいたってシンプル。アナウンサーの喋りを録音し、それを再生。一拍後からその通り真似して、追いかけて言っていくだけです。英語学習で言われているシャドーイングです。言葉の意味を理解する必要は(特に)ありません。音だけしっかり真似できれば大丈夫。

もし自分の好きなアナウンサーがいるなら、その人の真似をするとヤル気が出るのではないでしょうか。ちなみに、プロのアナウンサーも、新人の時は先輩アナウンサーを真似してしてこの練習をやるそうです。

ところでこの練習、やってみると結構難しい。特に慣れないうちは難しいです。管理人は出だしの数秒しか追いかけられませんでした。そこで、もう少し簡単な練習法をご紹介します。

アナウンサーと同じ原稿を読む

アナウンサーの後について真似していくとき、次に何を喋るのかがわかればずっと楽になります。そのために、アナウンサーが読んでいる原稿と同じものを手元に用意します。

単純に考えると、録音を書き取りすれば済むのですが、それは面倒臭いので、ニュースサイトなどの動画を利用するといいでしょう。ニュースサイトでは、動画の中でアナウンサーが喋っているのと同じテキストが、たいてい動画の下に掲載されています。これを見ながら、アナウンサーの後について真似ると、楽にできますよ。

こんなふうにアナウンサーの真似をする。話し方の独習法としてなかなかいいのですが、管理人にはあまり合っていませんでした。それは単に、人真似するのが嫌い、というプライドのせいかもしれません。自分は自分だ、というプライドが強かったんだと思います。でも、そんな人でも、話し方は独習できます。練習法は他にもたくさんあります。

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