声を出して最低15分のリハーサル

人前で喋る前に、リハーサルしてますか? そんなの照れくさい、気が重い……けれどリハーサルは必須です。話し上手な人は皆ちゃんとリハーサルしています。実際に声を出して、最低でも15分はリハーサルしましょう。

リハーサルは必須

上手にスピーチをする人が、ぶっつけ本番でやっていると思うのは間違いです。すでに何十回も同じテーマでスピーチをしているというのならそれもありですが、そうでない場合、講演のプロでも(というより講演のプロだから)きちんとリハーサルしています。

でもリハーサルなんてやりたくない? 気持ちは分かります。管理人もそうでした。人前で話すのが嫌なのに、わざわざその場面を想定してやってみるなんて、気が重い。

けれど、話しベタな自分を変えようと思ったら「リハーサルは絶対に必要」。話し方教室の先生も、スピーチトレーナーも、コミュニケーションのカウンセラーも皆言っています。長くやらなくていい、15分くらいでいい、ただし本番と同じように声を出してやること。目の前に人がいるつもりになってリハーサルするのが大事、と。

実際に声を出すというのは特に大事です。そうすることで、話しの内容を、頭ではなく体が覚えてくれます。声を出してリハーサルなんて、確かに照れくさいですが、ぜひ挑戦してください。これを面倒くさがらずにやるかどうか、それが勝負の分かれ目です。

基本的には1人でリハーサル

リハーサルは、基本的に1人でやって構いません。どんなにあがりやすい人も、1人ではあがりませんよね。このあがっていない状態で、目の前に人がいることを想定して、声を出して話します。そうすれば自然と、話の筋道や時間配分などを客観的にチェックできます。

また、余裕のある人は、この時、身振り手振りといった演出も練習しておくといいのです。「ここで声を大きくする」とか、「ここで間を置いて相手を見る」といったアピールポイントも練習できます。

慣れてきたら「聞き役」の前で

1人でのリハーサルに慣れたら、次に、1人か2人の「聞き役」に聞いてもらいましょう。ただこれは、「恥ずかしい」という気持ちがなくなってきてからのこと。

この時に、聞き役の人からアドバイスをしてもらえるとベスト。ただし、職場の上司を聞き役にするのはおすすめしません。「ここがダメだ」「あそこがなってない」と、否定的な意見ばかりになってしまうからです。聞き役には、親しい友人や同僚など、自分と対等の立場の人を選びましょう。

やはり、第三者からの客観的なアドバイスは役立ちます。こうしたアドバイスを取り入れれば、話し方がグッと上達するもの。自分一人だけで何とかする必要なんてないのです。

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